興国インテックに入社を決めた理由

正直に言って興国インテックという会社は全く知らず、ゴム業界にも興味があったわけではありませんでした。とある合同企業説明会での空き時間にふらっと立ち寄ったのがきっかけで興国インテックを知り、何やら面白そうな会社だと漠然と感じ、選考を受けてみようと思いました。最終的に入社を決めた理由は、面接で一番「自分」を見てもらえたからです。ただお話ししただけという感じの面接で、私が受けた企業の中では最も和やかな面接でした。あと時間も一番長かったです(笑)。素の自分を面接で出せたこともあり、それを評価してもらえたということを強く感じることができたので、この会社なら自分に合っていると思い入社を決意しました。

現在の仕事内容

電池関連のゴム部品や熱を伝えるゴムの開発を担当しています。電池と一口に言っても種類や用途は色々あります。それに伴ってゴム部品の種類も膨大にありますし、同じような部品でも使われ方が違うことがあり、製品ごとに求められる性能が変わってきます。例えば、高圧縮しても壊れないようにして欲しい、-40℃の低温下でも凍らないゴムにして欲しい等、客先の求める性能や機能を満たせるようなゴム配合を考えることが今の仕事です。

もちろん考えた配合がスペックを満たしているか試験片や製品そのものを作成し、試験や分析を行って検証することも仕事です。さらには営業の方と一緒にお客様の元まで出向き、顔を合わせて打ち合わせを行ったり、時には全くの新規のお客様に技術的なプレゼンを行うこともします。…大変ですね。でも、やりがいは非常にあり、一つの製品を担当するだけでもかなりのスキルアップになっていると思っています。

仕事の成功談・失敗談

自信をもって失敗したと言えることはいっぱいあります。浸漬試験用の溶液の濃度を間違えて作ったり、全く加硫しない配合を作ったり、データを記録し忘れたり・・・細かい失敗まで入れればキリがないと思います。失敗した方が学ぶことは多いと言い訳をして、せめて同じことは二度やらないぞと思いながら乗り越えています。

逆に成功したと声高らかに言えることは・・・悲しいことにあまり思いつきません。あったとしても試験の空き時間を効率良く使えたとか報告書の直しがなかったとか、そんな印象に残らないような小さいものです。些細な成功を積み重ねて、いつか心の底から誇れるようなことを成せたらいいなと思います。

会社の雰囲気

人間関係の面で言えば、上司との距離が近いので、仕事のことであったり、プライベートなことであったりと色々な相談をしやすい環境です。同じ世代では休日に遊びに出かけるなど、かなり仲が良いと思います。

仕事の面では自分で考えて行動できる人やチャレンジ精神に満ち溢れている人が活躍できる会社だと思います。「やってみたけど大失敗だったよ」と笑い話にして飲みの席で披露する。そういう人ほど輝いてみえる…そんな会社です。

学生のみなさんへメッセージ

就職活動もネガティブにとらえずにポジティブに行ってみてください。色々な業界・職種のことを知れる一番のチャンスだと思います。全く興味のなかった業界でも話を聞くと面白さに気付けるかもしれません。色々なものを見聞きしたうえで「ここだ！」と思える会社があれば、必ずそこで活躍できると思います。

ところで、ここを見ているということは興国インテックに多少なりとも興味があるということだと思います。興国インテックのホームページ見ました？「小さな大物」ですって、まさに興国にぴったりで考えた人すごいなと思います。一緒に大物目指すぞ！という方のエントリーお待ちしています。